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ぐだぐだ日記。 書いてることに意味なんてありません。短い。
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気がついたらもう春ですよ。
学生生活もあと1年だと思うと寂しいです。


久々のネタ投下。
もう王道の話を書くのは無理だな―と思った。






高緑高の話でよくある、「高尾に彼女が出来た結果、ようやく自分の思いに気付いた緑間が告白してくっついたチャリア充」の話の中に出てくる「彼女」を主人公においた話。


「ずっと、好きでした……!付き合って下さいっ」


あまりにもありきたりな言葉を言ってしまった。あたしの顔、今絶対真っ赤だ。高尾くんの反応が怖くて、顔を上げられない。
やっぱりダメだったかな……。そうだよね、あのかわいい中森さんだって振られたって言ってたし、あたしなんか、


「いいよ」
「………えっ」
「いいよ、オレ達付き合おっか」
「本当に……?」
「マジマジ!ちょー真剣よ?こんなかわいい彼女が出来たなんて、和成感激!」


みたいな感じの出だし。だけれどもこの話は高緑高なので、主人公は数週間後に振られる。


「ごめんね、主人公ちゃん。オレ、他に好きな奴がいるんだ」
「……そっか、しょうがないね」
「騙すような真似して、ごめん」
「いいよ、もう」


あたしは、本気で好きだったんだけどな。
少しでも可愛く見せたくて、慣れない化粧をやってみた。
女の子らしさをアピールしようと、流行りの小物を付けてみた。
一緒に帰りたくて、高尾くんの練習が終わるのをずっと待ってた。
ずっとずっと好きで、高尾くんが隣にいる毎日が夢のようだった。

……結局は、本当に夢だったのだけれど。背を向けて去ろうとする高尾くんに、一つだけ聞かせて、と震える声を投げた。だめだ、泣くな。泣いたら惨めになる。


「高尾くんは、だれが好きなの……?」
「……真ちゃんなんだ」
「え?」
「オレが好きなのは、緑間真太郎!」


眩しいくらいの笑顔で、高尾くんはキッパリと言った。あたしと付き合ってた頃は、一度もみたことがない表情。
ていうかちょっと待って。今なんて言った?


「みどりま、しんたろう……?」


あのバスケ部の?背が高くて眼鏡の?ラッキーアイテムとか言って変なグッズ持ってる?は?え?ちょっと待って?え……

「いみわかんないし」


滲んでいた涙は引っ込んだ。
だって相手は男だよ?いくら綺麗で、睫毛が長くて、頭もよくて、ツンデレ眼鏡だったとしても、男なのだ。
つまりはなにか?あたしは男に負けたのか。あたしは緑間くんよりも劣っていると?……いや、確かに劣ってるけどさ。凡人だし。
でもそうじゃない。あたしだけじゃない。ミス秀徳の中森さんだって振られてる。つまり、なにが1番いけなかったのか。それは―――高尾くんがホモだったということだ。


「男なんて、しんじられない」


みたいな感じでぷっつんきちゃった主人公が、二人のことを作品にして公開する。ザ・逆恨み。
名前だけを鷲尾一成、緑町真太と変えたけど、読む人が読めば一発でわかるくらい忠実にかかれている。のを文化祭のときに非公式に販売していたのを黒子が読み、これは……と思って主人公に接触する。


「すいません、この本の登場人物についてお聞きしたいのですが……」
「その質問には答えられませんが、イエスとだけ言っておきます」
「そうですか……また続きが出来たら読ませて欲しいです」


みたいな感じで黒子との交流が始まる。交流場はおもにマジバ。
だんだんと仲良くなってきたところで、主人公は黒子に作品をかくようになったきっかけを話す。
ついでに、男なんてしんじられないということも。それを聞いた黒子がいっきに畳み掛けるようにして主人公に接近して、おとしかかる。
ていうかラストは決まってないけどとにかく黒子夢になる話。


2つめ。

転生する前は典型的な腐女子で、女友達はいるけど恋人はおろか男友達もいない女の子が黒子の双子の姉になった。
見た目はよくある黒子女体化Verで儚げな文学少女。
守ってあげたい系美少女でそれなりにモテるけれども、前世があれだったのでアプローチにちっとも気付かない。
おまけに腐女子時代に
「今日お前、あいつに教科書見せてもらってたじゃん?勘違いしてたらどーするよ」
「うっわ、やめろよ」
「あいつ何かキモくね?」
「そーなんだよ、ノートに変な落書きしててさー」っていう会話を聞いてしまって以来、異性から好かれることはありえないと思い込んでいる。
黒子と双子なので、キセキとも関わりを持つ。そしてアプローチされる。けれども腐女子なのでキセキの行動はすべて「これってテツヤ目当て?総受けなの?テツヤ総受けなのね!?」と脳内フィルターをかけている。
なので自分の逆ハー的立ち位置をまったく気付いていない。のをギリギリしながら見ている逆ハー狙いの主人公のお話。

逆ハー主人公も同じく転生で、キセキ達を狙って転入してきたけれど、そのポジションにはすでに腐女子主人公がいた。
最初は「よくもあたしの場所を……!」とギリギリしていたけれど、様子を見ているうちに「なんで気付かないのよ!明らかに好きって言ってるじゃない……!」と気付かない腐女子主人公にギリギリしていた。
そのうちじれったくなって、腐女子主人公に突撃する。なんだかんだで友達になって、レベルアップして親友になって、

「この子はあんたたちみたいな連中には任せられないわ!付き合いたくば、あたしを倒してからにしなさい!」と

キセキと敵対するようになる。
中学時代は守り抜き、無事誠凜高校へと進学。たぶん2人ともバスケ部マネージャーになる。
で、高校でも逆ハー主人公は腐女子主人公を守り抜くために全力を尽くす。
腐女子主人公はたぶん素直に告白してきた降旗くん辺りとお付き合い。逆ハー主人公は水戸部先輩を好きになって青春してる。

 

 

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