ぐだぐだ日記。
書いてることに意味なんてありません。短い。
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特に問題なかったのでリンクを戻しました。
またなにかあれば連絡を。
半月くらい前、犬の散歩に出かけた。
時間があったから山の方までいって、人もいなけりゃ車もこないのでリードを離して適当に歩く。
犬もテンションが上がって麦刈り後の田んぼの中やあぜ道を全力疾走。
道の終わり、あまりにも人が通らないもんだから道路を遮るようにして蜘蛛の巣が張っており、それに気づかず引っかかりあたふた。
ふと気づくと、犬がいない。
名前を呼んでも返事しない。
山の方にいったかとも思ったけど、イノシシよけの策が山を囲っているのでそれはない。
道に先はないのでそれ以上前に行くことはできないし、道を戻ればすぐわかる。
念のため田んぼを横切り山の方へ犬を呼んでみた。返事はない。
5分ほどたっても出てこない。
もう一度犬を呼ぶと、わずかにくぅんと鼻を鳴らす声が聞こえた。
田んぼの先、道の終わりの横にあるのは肩ほどまでに伸びきった雑草茂る空き地。しかも前日の雨で雑草は濡れている。足下はハーフパンツにクロックス。どう考えても行きたくない。しかしこのまま帰るわけにもいかない。
仕方なしに踏ん張れない靴でそのまま斜面を上がって空き地に入った。
胸くらいの高さに、あちこちに蜘蛛の巣が張っている。こんなとこに人は立ち入らないので当然だろう。
蜘蛛に謝りながら雑草を踏み倒し、少し進むと犬の首輪につけた認識証が金属部分とこすれる音がした。山の方、斜面の下を覗き込むと犬が座りこんでいた。
斜面の下には溝ができていて、川のようにわずかに水が流れている。
どうやらそれが怖くて斜面を上がれないでいるらしい。
ため息をつきながら犬の名前を呼ぶ。
首をかしげるだけで来ない。
えさを差し出してみた。
食べようとするものの、前足を踏み出そうとはしない。
手を伸ばした。
鼻先にわずかに届く程度で、しかも後ずさりしやがった。
斜面を下って迎えに行こうかとも思ったが、クロックスで再び斜面を登れる自信はない。
どうするか思案し、結果首輪をつかんで引き上げることにした。
滑り落ちないぎりぎりのとこをまで足を踏み出し、茎の太い雑草をつかんで落ちないようにする。後ずさりする犬の首輪をつかんで無理矢理引っ張ると、なんとか足を踏み出して斜面を駆け上がった。
一息ついて、自分もどうにかもとの位置まで戻り、舗装された道に戻った。
足はどろどろで、空き地に踏み入れた時に何かに刺されたらしくかゆかった。
犬はなぜか再びテンシャンが上がり、飛びかかってこようとした。避けた。
出発から1時間、予想外に時間をかけながら家に到着。
次の日風邪引いた。
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